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2000年から2009年の10年間を締めくくるにあたって、この10年間に放映されたアニメから10本選んでみよう、という記事。


まずは、選び出した10本はこちら。

魔法少女リリカルなのは
ぱにぽにだっしゅ!
ブラックラグーン-BLACK LAGOON-
ef - a tale of memories.
sola
撲殺天使ドクロちゃん
シムーン
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX
おねがい☆ティーチャー
涼宮ハルヒの憂鬱

最初に書いておくと、「10本選ぶ」って言っても、選ぶ基準によって何を選ぶか全然変わってくる。単純に自分が好きなものだったり売上枚数だったり話題性だったり。
んでも、この記事ではそゆの全部ひっくるめて選び出してみた。


以下個々の作品について少々。

# 各作品の詳細は自分でググるなりWikipediaで調べるなりしてください。


魔法少女リリカルなのは
一番好きな作品。この作品にはまってしまったことかアニオタの道が始まった。
絵柄はオタ向けのロリ絵だけど、中身は二人の少女が出会って、ぶつかって、友達になるまでの物語。自分が“Boy meets girl”的なストーリーが好きなのはこの作品の影響も大きいのかもしれない。
大好きな歌手、水樹奈々さんに出会ったのもこの作品。


ぱにぽにだっしゅ!
コメディというかバカアニメではこれが1番好きだな。
と同時に新房昭之監督作品という点でも注目。ギャグのテンポのよさももちろんだが、ストーリーと関係ないネタを背景の黒板にちりばめるという遊びも斬新だった。
これ以降、新房監督の作品はチェックするようになった。


ブラックラグーン-BLACK LAGOON-
オタク向けの深夜アニメというと、エロ・ロリ・ハーレムといった要素が含まれていることが多いけど、そういったオタク要素の少ない硬派な作品だと思う(所詮フィクションではあるけど)。
アクションアニメとしてかっこよさは十分。
けど、この作品のよさはストーリーの悲劇性にあると思ってる。とくにドラキュラ編(#13~#15)と日本編(#19~#24)ではストーリーの中心にいた少女達の死によって話が終わっていて、なんとも言えないやりきれなさを味あわせてくれる。


ef - a tale of memories.
3組の高校生の男女が織り成す青春群像劇。特に、千尋と蓮治の話は好き。これまた“Boy meets girl”なストーリー。
それから、この作品も監督は新房昭之氏。唇だけのアップだったりシルエットで手だけ動かしたりと非常に印象的な見せ方をしたり、心象描写を映像の暗喩で表現したりと演出も凝ってる。


sola
「夜禍」(やか)と呼ばれる吸血鬼みたいな少女の物語。
主人公の四方茉莉を演じる能登麻美子さんの演技がすばらしい。能登さんはお嬢様とか内気な少女とかの役が多いイメージがあるけど、茉莉のようなはつらつとした女の子もできたりするわけで、彼女の演技力を評価するきっかけになった作品。
元々特徴のある声だから声を聞けば一発で能登声と判断できるけど、いまや初見の作品でも台詞でなくアドリブでいれた息づかいだけでも彼女の声を判別できるようになってしまった。


撲殺天使ドクロちゃん
水島努監督のエログロギャグアニメ。邪道魔法少女シリーズの2作目。
テレビ放送ではなくOVA作品のためエログロ規制の制約があまりないため水島監督の下品なギャグが冴え渡ってる。
水島監督の作品は、バカアニメであっても愛情たっぷりに真剣に取り組んでるってのが画面から伝わってくるから好き。


シムーン
オタ(♂)向け百合作品なんだけど不思議な空気感に惹きつけられる作品。
理由はいくつかある。
1つは、メインキャラの声優さんの新野美知さんと高橋理恵子さん。お二人ともアニメ声優と同時に舞台女優の仕事もこなしてる方で、いわゆるオタアニメ向けの演技とはちょっと違った空気が出てきてるんだと思う。
それから音楽担当の佐橋俊彦さんのBGMの影響も大きいと思う。
あと、総作画監督の西田亜沙子さん。この方の絵は描いているキャラクターに対する愛情が感じられて好き。まぁ、ブログが面白いからってのもあるけど。


攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX
アニメ見ない人にもオススメできるSFアニメ。Production I.Gが製作。
オープニングの3DCGに驚かされたなぁ。アニメで使われる3DCGってどこか“いかにも3DCGです”っていう絵が多かったんだけど、攻殻のオープニングはそういった不自然さはまったくなく、隅から隅までクオリティの高い3DCGで、ただただ圧倒されたなぁ。


おねがい☆ティーチャー
聖地巡礼の発祥となった作品。
作品の舞台となった地を実際に訪れて作品世界を味わおうという行為が“聖地巡礼”と呼ばれるようになったのはこの作品からじゃないかな。
2002年の作品ながら長野県の木崎湖を訪れるアニオタは今でも結構いるらしいし、当地も1つの観光資源としてうまく利用しているみたい。
一般的マスコミ報道では「らき☆すた」の舞台となった埼玉県の鷲宮神社がよく取り上げられるけど“聖地巡礼”が広まったのはこの作品からなんだと思う。


涼宮ハルヒの憂鬱
00年代中盤以降(かなぁ?)、アニメ・漫画等アキバ系オタク文化が一般にもクローズアップされることが増えてきたけど、一般層(若年層)にも知れ渡った作品を挙げるならば「涼宮ハルヒの憂鬱」は真っ先に挙げられるべき作品の1つじゃないかな。
また、オタク業界限定の話題で言えば、製作した“京都アニメーション”がブランドとして広く認知されるようになったきっかけの1つじゃないかな。
あと、ニコニコ動画なんかに与えた影響も大きいし、ニコ動なんかの動画サイトを積極的に利用する方法を模索し始めた作品でもあったりする。






とまぁ、駆け足で10作品についてコメントしてみた。


この記事書く際、自分が見た作品だけを対象にしたので、見てない作品は入ってこない。なので、ガンダムシリーズとかプリキュアシリーズなんかは見ていたら選んでいたかもしれない。


10選に入れようか迷った作品。

「化物語」。この作品のおもしろさの半分くらいはDVDに収録されてるオーディオコメンタリだと思うんだよね。そうすると、“本編のおもしろさ”ってのは半分として考えなきゃいかんと思って選外とした。

「マリア様がみてる」。“百合”というジャンルを広めた作品だけど、これを入れると“ツンデレ”とかも選ぶ必要がでてきちゃう。“百合”ってのは所詮、ジャンルというかおもしろさの要素の1つでしかないと考えて選外。

「RED GARDEN」。これもいろんな魅力を持った作品だけど、「sola」や「シムーン」と比べた上で残念ながら選外とした。

「月詠 -MOON PHASE-」。オープニング曲がインパクトあって電波ソングの代表作なんだけど、新房作品ばかり挙げるわけにもいかず選外とした。
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