昨日、日曜日の夜、
THE TASTY PARTYのライブで三崎市民ホールへ。
素敵すぎるビックバンドのライブだった。
最後に精一杯の拍手を送らせてもらった。
ホントはスタンディングオベーションしたかったくらい。
(一人じゃできないチキンです)
そこのステージには、本物の音楽があった。
本物の音には魂がこもっている。
演奏者の魂も、作曲家の魂も、それから楽器職人の魂も。
“音楽監督”野口茜の初舞台。
ステージ構成も各曲のアレンジも素敵。
茜さんのオリジナル楽曲からスタンダードナンバーまで、多彩なアレンジが施してあって、「Rhapsody In Blue」なんて、これでもかっていうくらいの変拍子。4拍子、6拍子は当然で、5拍子やら7拍子もちりばめたアレンジでした。
演奏前に客席に「手拍子はしないでくださいね」って言うのも納得。
メンバーも凄腕のプレイヤーが勢ぞろい。
手塚さんのソプラノサックスと茅野さんのトランペット/フリューゲルホーンは「耳を奪われる」って感じがするし、それから、アルトサックスvsトロンボーンの熱い掛け合いもすごかった。
ピアノの音色がすごく綺麗だった。
スタインウェイのグランドピアノ
「ありがとうのうた」はFOXTAILGRASSのCDとは違う、ピアノだけの演奏だった。
こんなにも美しいピアノの音色は初めて聴く。
弾き手の力も大きいけど、そのピアノを製作した職人さんも魂込めて1台のピアノを作ったんだろうなぁって思った。
それから、本物の音ってこういうのなんだと気付かされた。
普段ライブで音楽を聴くときの基準はCDの音で、「CDとおなじ歌声」とか「CDじゃ味わえないノリ」とか思っていたりするけど、そうじゃないのね。
CDなんかには収録しようのない音、100万単位の金額をつぎ込んだ機器でも再生しきれないであろう音。
うまく言葉にできないけど、そういう本物の音を聴かせてもらった。
そして、最後の曲「El Deseo Por Musicas」。
イントロの長いピアノソロ。
なんか目から汗が……
いっ、いや。泣いてなんかいないぞ。
音楽監督+アレンジャー+ピアニストの野口茜さんに、
すばらしく、楽しく、感動のステージを堪能させてもらった。
素敵すぎる音楽を聴かせてくれて、ありがとうございました。
THE TASTY PARTY
19人編成のビックバンド
詳細は、
茜さんのブログ参照
・リズム隊(4名)
ドラム、コンガ、パーカッション、ベース
・サックス陣(5名)
バリトン、テナー、アルト、ソプラノ
・トロンボーン陣(4名)
トロンボーン、バストロンボーン
・トランペット陣(5名)
トランペット、フリューゲルホーン
・ピアノ
セットリスト
第1部
・Mambo メドレー
(Mezcla Del Mambo、Mambo No.5、El Mambo、Mambo Inn、Al Compas Del Mambo、Tequila)
・.Moriendo Cafe~コーヒールンバ~
・One Note Samba
・Rhapsody In Blue
・夏の思い出
●La Lucha
第2部
●ありがとうのうた
・River Dance
・Manha De Carnival~Theme From BLACK ORPHEUS~
●空への祈り~Oracion al Cielo~
・Orange Guitars
●El Deseo Por Musicas
en
・ソーラン節
注)●印は野口茜さんオリジナル楽曲
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